「ナンピン」の有効性を考える

hiurerrr FXは通貨を銘柄として、外国為替市場の為替相場を舞台に売買をして利益を求めていく投資取引になります。

そのレートの変動が読みにくい相場というものを相手にしているために、その投資手法にも様々なものが存在します。
また、為替相場を利用する投資には株取り引きや先物取引などもあり、古くは米相場の頃から用いられたものなどもあり、その中に「ナンピン」というものがあります。

ナンピンは、投資取引の手法としては、損失を抑えるための防御系の手法、リスク回避のために用いられる取引手法と言えるでしょう。
簡単に説明をするならば、ナンピンを行うことで、為替レートが損失に動いた場合に、さらに注文を重ねることで、平均取得額を下げ損益分岐点を上げる、という効果を期待できます。

具体的な手法としては、レートが損失に動いた時点で、保持している通貨と同じ数量の通貨を買い増しするという方法を取るのですが、例にしてみると、1ドル100円の為替相場で100万円で1万ドルを買ったとします。この時点においての1ドルの平均取得額は、100円になります。
この為替相場が変動して損失に動き、1ドル90円になったとします。これにより、買っていた1万ドルの通貨価値も下がり90万円になってしまい、ここで決済をすれば10万円の損失が出てしまいます。
これの損失を埋めるためには、為替レートが1ドル100円に戻らなくてはなりません。

ナンピンの手法では、この状態で、さらにを90万円で1万ドル買い足していきます。
これにより手持ちのドルは2万ドル、取得するために使った金額は190万円になります。この時点で、1ドルの平均取得額は95円になり、損失を埋めるためには為替レートが95円に変動すればいいことになり、損益分岐点も押し戻されるために、為替レートが100円に戻れば、5円の利益をみこむことができるようになるのです。

これを繰り返していけば、常に小さな値動きですぐに利益に転じさせられるようにも考えられますが、ナンピンには大きなデメリットが隠されています。
まずは、コストの面です。値下がりをした時点で、買っている通貨と同じ数量の通貨を買い増ししていく為に、当然ですがその分のコストがかかります。


もう一つは、為替レートの変動の危険性です。ナンピンを行う際には、必ず為替レートが反転して値が戻る、という事を前提にして通貨の数量を増やしていますので、考え方によっては、損失方向に動いている通貨に対して、増量をしているという事になります。

FXの取引でリスクを最小限に抑える基本の考え方は、通貨を保持し続けない、損失はなるべく小さく取り込んでいく、になります。ナンピンはこの2つの項目に対して、真っ向から対峙することを行っているために大変に危険な状態とも言えます。

ナンピンのこうした危険性を理解した上で使用するのであれば、良いかもしれませんが、もし為替レートが戻らなければ、あっという間に甚大な損害が出る取引手法だという事は肝に銘じておくべきでしょう。

株式取引

株式取引の経験者は日経225先物取引とFXのどちらの取引が相性がいいのでしょうか。

私は前者は株式取引と同様にうねり取りの取引方法が使えるので、株式取引をやったことのある人には相性が良いかもしれません。

しかし、後者は株式取引と違い一度トレンドが出現するとそのトレンドが続く傾向があるため、株式取引を専門にやっている人はなかなかFXではうまくいかないようです。

同じ金融取引でも、日経225先物取引とFXでは様子がだいぶ違うようです。